「依存症がわかる本」

監修:松本俊彦

 

依存症とはなにか、どうすればやめられるのか。

依存症は違法薬物のみならず、アルコールや処方薬・市販薬などでも生じます。

ギャンブル、ゲームなどの行為に依存が生じることもあります。

なかでも、違法薬物に対する依存症は「犯罪」としての側面もあります。

 

違法薬物の所持・使用で逮捕された著名人などに対する激しいバッシングが繰り返される一方で、大麻による検挙数は、若年層を中心に増加し続けています。

 

依存症のそものは「ダメ、絶対」と言っているだけで防げるものではなく、回復を促すこともできません。依存症は「安心して人に依存できない病」。嫌なこと、辛いことがあっても助けを求めず、お気に入りのものや行為だけでやり過ごそうとした結果、より困った状態に陥っていくという側面があります。

 

 

依存症予防と依存症からの回復に役立つ一冊。

 

①「依存症」とはなにか

②依存対象の特徴を知る

③回復に必要なこと

④まわりの人ができること

⑤「予防教育」を考える