「学校に行けない子どもに伝わる声がけ」

著:今野陽悦

 

学校に行きたくない理由は、お子さんによってそれぞれあります。

友だちとケンカをしてしまったのかもしれませんし、「学校の勉強についていけない」と感じているかもしれません。

いじめや人間関係に悩んでいるかもしれません、「もっと親に話しを聞いてもらいたい」あるいは「家でずっとゲームをしたい」と思っているお子さんもいるでしょう。

 

ただ、どんな理由があっても、学校に行けない子どもの心は自己否定でいっぱいです。そんな子どもの心を否定せず、かといって言いなりにもならない声がけをお伝えします。

不登校が始まったばかりの子どもから、心がだいぶ復活してきた頃の子ども、親とまったくコミュニケーションをとらなくなってしまった子どもなど、「どのような状態の子ども」に「何という声がけ」をするのがも大切なポイントです。

 

序章:子どもっと接するときに大切な”受容感”

①不登校スタート期の声がけ

②不登校本格期の声がけ

③落ち着き期の声がけ

④過去の清算期の声がけ

⑤回復期の声がけ

⑥子どもとこじれてしまったときの声がけ

おわりに