「ポリヴェーガル理論がやさしくわかる本」

著:吉里恒昭

 

◎心身の調子が整う「役立つ」ポリヴェーガル理論の入門書

本書は「ポリヴェーガル理論」を活用して体と心の調子を整える方法を、可能か限りわかりやすく、かつ実際に使えるように解説した1冊です。

 

一般的にメンタルの不調は「心の病」とされ、治す必要があると思われがちですが心だけが独立して病になっているわけではありません。心と体は密接につながっており、体にエネルギーが戻ってくると、脳の状態も整い結果的に心の不調も回復していきます。こうした心身のプロセスを理解しるために有効なのがポリヴェーガル理論なのです。

 

◎難解な理論を著者独自の「ポリ語」を用いてわかりやすく解説

ポリヴェーガル理論は1994年にステファン・ポージェス博士によって提唱され、現在も発展を続けている神経理論です。日本語では「多重迷走神経理論」とも訳されますが、この理論そのものは非常に難しいものです。

 

本書では難解なポリヴェーガル理論を一般の人でも理解でき、かつ役立てられるように、赤・青・緑の3色を使って気分や身体の調子を表現する「ポリ語」を用いて解説します。

 

イライラ、不安、無気力、トラウマなど、様々な負の感情からラクになるメンタルヘルス改善に有効なメソッドが満載です。

 

序論 悩みをこじらす人の共通点

①「ポリヴェーガル理論」とはどういう理論?

②3色についての理解を深めよう

③ポリ語で生活してみよう

④緑を増やす方法

⑤悩み方や体験を変えよう

⑥体にもっと関心を